遺品整理について③

こんにちは。
前回に引き続き直葬・家族葬の心響（こきょう）上津役斎場のブログを担当させて頂きます。梅崎です。

今回は遺品整理のタイミングです。
遺品整理をする時期の目安としては、四十九日の法要を終えてからと考える方が多いようですが、実際には遺品整理に決まった時期というのはありません。ご遺族の方が気持ちの整理をつけると決心された時にされるのが良いでしょう。

但し、賃貸物件の場合は家賃を支払わなくてはならず、公営住宅の場合は亡くなってから49日後までに部屋を明け渡す契約になっており、できるだけ早い時期に遺品整理をする必要があります。直葬・家族葬の心響（こきょう）では、遺品整理が大変なお客様へは業者の紹介もしております。無料でお見積もりできますのでお困りの方はご相談ください。
持家（自己所有物件）で時間に余裕があり、個人で遺品整理をされる場合は、一般の方が断捨離や大掃除などをする年末時期や、引越しシーズン（3〜4月頃）は、ごみ収集の予約が取り難いので避けた方が良いとのことです。さらに、換気をしながらの作業になりますので、真夏や真冬は避けられた方が良いようです。

賃貸物件などの退去に伴う遺品整理の場合、ただ家の中の物全てを不要なものとして撤去してしまうと、後々トラブルになってしまうこともあります。元々の設備として設置されている照明器具やエアコンなどを誤って処分してしまうと後々弁償をしなければなりません。
そして、故人様が契約されているインターネットなどの通信設備やライフラインの解約手続きなどは、事前に契約会社や管理会社に確認が必要です。また、最近ではパソコンやスマートフォンなどのデジタル機器内にも「遺品」が残されていますので、処分をする前に中身を確認することも重要です。

残されたものすべてをゴミとして廃棄して綺麗に片付けることを遺品整理と言うのではなく、ご遺族様が故人様との精神的なお別れをして頂くことこそが遺品整理なのだと学ぶことができました。
最後までお読み頂きありがとうございました。
失礼致します。