こんにちは!
引き続き、北九州市にあります葬儀社”直葬・家族葬の心響(こきょう)上津役斎場”のブログを担当致します。経理部の高山です。よろしくお願いいたします!
今回取り上げるのは念珠の持ち方についてです。
念珠の持ち方は宗派によって異なると述べましたが、共通する決まりもあります。
①念珠(数珠)は左手に持つ
②読経のときは輪の中に左手の四本の指を通す。念珠を親指でおさえ、合掌する(手は膝の上に置く)
③合掌のときは片手か両手の四本の指を通して、念珠を親指で押さえて持ち、房を下に垂らす
④焼香のときは房を下にして左手に念珠を持ち、焼香台まで進む。念珠を左手にかけたまま、右手で焼香。その後、念珠を両手にかけ合掌したあと、また左手に戻す。
といった形です。
基本的には念珠は左手にある、と覚えておくと良いかもしれませんね。
では、次に宗派別の数珠の持ち方です。
【浄土真宗本願寺派・大谷派】
念珠を二重にして合掌した両手に親指と人差し指で挟み、房を下に垂らす。
【大谷派】
二重にした念珠の親玉を上にして、親指と人差し指で挟むように両手にかけてから、房を左側に垂らす。
【浄土宗】
親指を揃えて念珠を親指で押さえながら持つ。
合掌のときは二つの輪を揃えて、両方の親指にかける。房は手前に垂らしておく。
【天台宗】
親玉を上にして二重に巻き、左手に掛ける房は親指の内側に垂らして持つ。
合掌のときは親珠と房が下に来るように持つ。両手の人差し指と中指の間に念珠をかけて、合掌する。
【臨済宗、曹洞宗】
一重にした大きな輪をひねって二重にする。左手の親指を上にして親指と人差し指の間に挟み、房を下に垂らして握る。
合掌のときはそのまま手を合わせる。
【黄檗宗】
一重の大きな輪をひねって二重にする。左手の親指と人差し指の間に掛け、房は下に垂らす。
合掌のときは念珠を両手に挟むようにしてそのまま合掌。
【真言宗】
左手で、親玉を上にして、念珠を二重にしてかけて、房を握るようにして持つ。
合掌のときは念珠を両手の中指にかけ、そのまま合掌する。
【日蓮宗】
題目(南無妙法蓮華経を唱えるとき、回向(読経)を行うときは三本の房が出ている方を左手の中指にかける。そこで一度ひねり、二本の房が出ているほうを右手の中指に掛けて、手を合わせる。
合掌のときは念珠を二重にして左手に持ち、親指と人差し指の間にかける(房は下に垂らしておく)。念珠を両手で挟んで合掌する。
【日蓮正宗】
二重にして手にかける。
題目を唱えるとき、回向をするときは房が三本出ている方を左手の中指に掛け、一度ひねる。房が二本出ている方を右手の中指に掛ける。
合掌のときは二重にして左手に持ち、念珠を両手で挟むようにして合掌。特に念を込めるときには両手に掛けることもある。
【創価学会】
念珠を半分におり、3つ房が右側、2つ房が左側に来るように手にかけておく。
と、各宗派さまざまです。
ただ「ここに書いている作法はあくまで一般的なもの」であり、地域や教えによっては異なる場合があることをお含みおきください!
長くなってしまいましたが、ここまでご覧いただきありがとうございました!
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