タグ: 家族葬

こんにちは。
直葬・家族葬の心響（こきょう）上津役斎場のブログを担当させて頂きます心響業務部の梅崎です。

前回の記事では多様化する葬儀について触れました。
では、どのような葬儀の形式が近頃主流となっているのでしょうか。
ここ数年、葬儀の仕方には大きく変化が表れており、その一番主流となっている葬儀の形式が「家族葬」です。家族葬とは近い親族のみの限られた人数だけで行う葬儀で、直葬・家族葬の心響（こきょう）も家族葬専門となっております。

家族葬は近い親族だけで葬儀を行うので、周囲をあまり気にすることなくゆっくりと故人様とお別れをしていただけます。一般葬の場合は故人様がお亡くなりになられた後は、喪主様やご家族様は打ち合わせや参列された方への対応に忙しく、故人様に寄り添いゆっくりとお別れをする時間がとれず心残りになってしまう方も多いようです。家族葬はご親族様だけなのでゆっくりとお別れをする時間がとれます。また小規模なので費用的にも抑えて葬儀を行うことができます。一般葬の費用と比べるとおおよそ1/2以下に抑えることができるようです。

他にも「火葬式」という葬儀を執り行わず火葬のみという葬儀の形式もあります。
火葬式は直葬（ちょくそう/じきそう）とも呼ばれ、経済的に葬儀を行う余裕がない方や残されたご家族に負担をかけたくない方が選ばれるようです。特に「身寄りがない」「費用をとにかく抑えたい」「宗教者を呼ばずお参りに来る人もいない」という場合は直葬を選ばれる方も多いようです。しかし、故人様とのお別れをしたかったと思う親族もいらっしゃるかと思いますのでご親族には事前に理解を得ておくと良いでしょう。

さらに一日葬（ワンデーセレモニー）という、通夜を執り行わず、葬儀のみを行う葬儀の形式や音楽葬、ホテル葬、DIY葬また散骨する人が行う自然葬や中々見られない宇宙葬のような葬儀の形式も存在するようです。
葬儀の種類には限りがなく、ここ数年でかなりの葬儀の多様化が進んだようです。

最後に、葬儀を簡略化していく中での注意点があります。
直葬の場合には「家族や親族に同意をきちんと得ること」です。
家族葬の場合は参列した親族以外へは事後報告となりますので、葬儀後に「弔問をしたかった・焼香をしたかった」といった多くの人から連絡が来たり、家に直接訪問に来られたりと葬儀にお呼びしなかった分、家での弔問対応に追われることとなる可能性があります。

故人様の意向を取り入れながらも周りの理解を得てご家族の無理のない範囲でどんなお葬儀にするのか選択することが大切なのだと思います。私たち直葬・家族葬の心響（こきょう）では、故人様の尊厳を守ることを第一に考えご遺族様の希望に添ったお式のプランや内容を提供させて頂きます。

最後までお読みいただきありがとうございました。